ダンス&ボーカルグループ「GENERATIONS」(通称ジェネ)のパフォーマーで「EXILE」の一員としても活躍する関口メンディー(33)が6月25日をもってグループを卒業し、所属事務所「LDH JAPAN」を退所することが30日、同社の公式サイトで電撃発表された。

 関口を含むジェネのメンバー7人は5月1日午後1時から東京都内で記者会見を開き、それぞれの思いや今後の活動などについて報告するという。

 事務所によると、今後の活動や将来に対するメンディー自身の思いを受けて、メンバーやスタッフで何度も話し合いを重ねる中、「新しい挑戦をしたい」という本人の強い意志を尊重することになった。

 関口は公式サイトにメッセージを掲載。「約13年間という月日の中で、LDHは僕にとって家族であり、実家のような場所になりました」とする一方で「ですが、いつからかこのままでいいのだろうか、自分はこの環境に甘えてしまっているのではないかと考えるようになりました。家族のことは大好きです。でも親元を離れ、自分の足で立ち、偉大な父の背中に近づき越えていくことこそが、僕が考える親孝行のカタチなのだと気づいたのです」と思いを吐露した。

 その上で「僕はLDHから独立し、新しい生き方に挑戦させていただきます。今まで以上に気を引き締めて、これからも芸能活動、エンターテインメントの世界に携わって参ります。どんな困難なことや試練があろうとも、これまで培ってきたものがあれば、乗り越えてゆけると、自分の可能性を信じています」と決意をつづった。

 関口はLDHが運営するダンススクール「EXPG」の特待生を経て2012年4月にジェネのメンバーに。14年4月、「EXILE PERFORMER BATTLE AUDITION」に合格しEXILE兼任となった。16年にはNAOTOらとともにヒップホップユニット「HONEST BOYZ」を結成し、メンディーの英語表記「MANDY」名義でMCを務めている。

 個性あふれるキャラクターを生かしてバラエティー番組にも多数出演。「ごめンディー」「おめンディー」などと、「め」が付く言葉に「ンディー」をつなげる芸を得意とする。