◇14日 イングランド・プレミアリーグ アーセナル0―2アストンビラ(ロンドン)

 アーセナルはホームでアストンビラに0―2で敗れた。リーグ戦では12試合ぶりの黒星を喫し、首位から陥落した。日本代表DF冨安健洋(25)は0―0の後半22分から出場し、2022年W杯イングランド代表DFベン・ホワイトに代わって右サイドバックでプレーした。

 冨安に関して、地元メディア「football.london」は及第点の6点(10点満点)を与えながらも、「失点には絡まなかったが、ホワイトと交代した時点でアーセナルの右サイドの脅威は消えた」と攻撃時の物足りなさを指摘した。

 専門メディア「Pain in the Arsenal」は5点と低評価。地元紙「Evening Standard」も5点と低く、「アストンビラがサイドから何度も攻撃を仕掛けて力強くフィニッシュしたため、厳しいテストとなった」と記した。

 専門メディア「90Min」は冨安に5点、ホワイトには6点を与え、「ホワイトがかなり良いプレーをしていたことを考えると、後半での交代は意外だった。負傷の可能性がある」とアクシデントによる交代の可能性を示した。

 アーセナルは勝ち点71で2位に後退。マンチェスター・シティーが勝ち点73で首位に立った。(写真はAP)