◇18日 中日5―11ヤクルト(バンテリン)

 中日が3被弾で今季最多の11失点。同一カード3連勝とはならなかった。

 先発・柳は4回途中9安打6失点。1回2死1塁から4番・村上に左翼席最前列に着弾する2ランで2点の先制を許した。さらにサンタナ、青木に連打を浴びて一、三塁とされると、7番・中村に左前適時打を浴びて3点目を奪われた。

 中日は2日の巨人戦(バンテリン)から17日のヤクルト戦まで12試合連続で2失点以下と球団タイ記録をマークし、この日は14年ぶりの新記録がかかっていたが、初回にいきなり途切れた。

 2回も2死からオスナに左越えソロを許し、4回には2死満塁とピンチで青木に押し出し四球、中村に右前適時打で6点目。3イニング2/3を97球、5四球と苦しんだ。

 打線は4点を追う3回、先頭の柳が左中間を破る二塁打で出塁すると、1死三塁から田中の二ゴロの間に三走が生還した。さらにカリステ、中田の連打と細川の四球で無死満塁とし、上林の移籍後初打点となる右前への2点適時打で追い上げた。

 4点を追う8回には先頭の山本、村松の連打で無死一、三塁。宇佐見の右前打で1点を返した。さらに無死一、三塁から三好の投ゴロ併殺の間に1点を奪って2点差に。しかし、9回2死満塁で祖父江がオスナにこの日2発目となる満塁弾でダメ押しされた。