◇18日 中日―ヤクルト(バンテリンドームナゴヤ)

 中日の先発・柳裕也投手は4回途中9安打6失点でKOされた。初回に4番・村上に先制2ランを浴びるなどいきなり3失点。以降も立て直すことができなかった。

 立ち上がりからつかまった。1回2死からオスナを左前打で出塁させると、打席には4番・村上。カウント3ボール1ストライクから5球目の141キロ直球を振り抜かれ、打球は逆方向の左翼席最前列に着弾。今季初被弾で2点の先制を許した。さらにサンタナ、青木に連打を浴びて一、三塁とされると、7番・中村に左前適時打を浴びて3点目を奪われた。2回も2死からオスナに完璧な左越え本塁打を浴びて、4点目を追加された。

 3回の攻撃では先頭で打席が回り、ヤクルトの先発・高橋から左中間を割る二塁打で出塁。1死三塁から田中の二ゴロの間に1点目のホームを踏み、打線はさらに上林の2点適時打で1点差に追い上げた。しかし4回に2死満塁とピンチで青木に押し出し四球を与えると、中村に右前適時打で6点目。ここで左腕・橋本にスイッチ。3イニング2/3を97球、5四球と苦しんだ。

 中日は2日の巨人戦(バンテリン)から17日のヤクルト戦まで12試合連続で2失点以下と球団タイ記録をマーク。この日は14年ぶりの新記録がかかっていたが、初回にいきなり途切れた。