右肩の炎症で開幕から出遅れていた中日の岡林勇希外野手が、19日の阪神戦(甲子園)の試合前練習に合流した。1軍昇格する見込みだ。

 昨季フルイニング出場を達成した岡林は、2月23日の広島とのオープン戦(北谷)で右肩に違和感を訴えて4回の守備から交代。翌24日に沖縄県内の病院で検査を行い、右肩の炎症と診断されていた。

 その後、3月13日の教育リーグくふうハヤテ戦(ナゴヤ)で一度は実戦復帰するも、8試合に出場してその後はリハビリ組で再調整。今月16日の同リーグ、くふうハヤテ戦(ナゴヤ)で25日ぶりに実戦に出場した。ここまで2軍戦では計10試合に出場し、36打数7安打、1盗塁、打率1割9分4厘。17日の試合後には「(肩は)問題はなかったと思います。試合に出続けていろいろ反動もあると思うので、観察しながらやっていきたい」と話していた。

 また、13日の阪神戦(バンテリンドームナゴヤ)で右手首に死球を受けた中島宏之内野手が球場に姿を見せなかった。中島は18日のヤクルト戦(バンテリン)の試合前練習に参加しなかった。

 投手は、18日の同戦で9回に満塁被弾した祖父江大輔投手が出場選手登録を抹消され、代わりに福谷浩司投手が1軍昇格する予定だ。