◇19日 西武5―4楽天(ベルーナドーム)

 楽天は終盤に反撃したものの、あと1点及ばず3連敗で単独最下位に転落した。西武の先発・今井との対戦成績は2021年から続く連敗が「11」に伸びた。

 本拠地・仙台からの移動ゲームとなったこの日は先発の早川が大誤算。1回、岸の2号ソロと佐藤龍の左前2点適時打で一挙3点を先制された。さらに、3回にもアギラーの適時二塁打などで2点を追加され、序盤から劣勢に陥った。

 打線は天敵・今井から6回まで3者連続を含む8三振を奪われ、ゼロ行進が続いた。しかし、7回、この日でプロ野球史上単独6位の1181試合連続出場となった浅村の右前打をきっかけに1死一、三塁と攻め込み、鈴木大が中前適時打。16日のオリックス戦(楽天モバイル)の6回以来、27イニングぶりの得点を挙げた。8回にも岡島が1号3ラン。それでも、逆転はならず、カードの初戦を落とし、借金は今季ワーストの5となった。