◇29日 ロッテ6―8楽天(ZOZOマリン)

 楽天は4点差をひっくり返してロッテに逆転勝利。同チームとの3連戦は2勝1敗となり、今季2度目のカード勝ち越しを果たした。

 打線は4点を追う3回に2点を奪うと、2―4の6回に一挙3得点。ロッテの先発右腕・種市が3四球を与えるなど自滅し、島内が2番手で救援登板した西村から逆転の2点二塁打を放った。7回にも小深田、浅村の適時打などで3点を奪った。

 発熱による体調不良で出場選手登録を抹消されていた荘司康誠投手が、中22日での先発復帰マウンドで5イニング4失点で今季初勝利を手にした。荘司は13日のロッテ戦(楽天モバイルパーク宮城)に先発登板するはずだったが、発熱による体調不良に見舞われて登板を回避。その後は4日間ほど寝込んだという。

 それでもファームで調整登板することなく1軍マウンドに復帰。実戦勘が鈍っているのも重なって序盤に攻められ、1回に藤岡に先制ソロ本塁打、2回に佐藤に2点二塁打、荻野にも適時打を打たれるなどして4点を献上したが、3回以降は0を重ねて味方の援護を呼び込んだ。