◇4日 楽天0―2ロッテ(楽天モバイルパーク宮城)

 ロッテの益田直也投手(34)が9回から登板。先頭の浅村に中前打を許したものの、島内を外角低め151キロの直球で見逃し三振。続く阿部は150キロの直球で中飛、最後の鈴木大にはフェンスぎりぎりまで飛ばされながらも149キロの直球で右飛に打ち取った。

 益田は3月30日の日本ハム戦で通算219セーブ目を挙げたが、その後は2試合連続救援失敗で4月4日に出場選手登録抹消。4月20日に1軍復帰後は同25日のソフトバンク戦で1失点したものの、直近の登板3試合はすべて無失点で3試合連続セーブをマークしている。

 吉井監督は「落ちる球、変化球ですよね。投げる時にすごく腕が緩んでたんですけど。最近は真っすぐと同じ感じで投げてるんで、徐々に良くなってるかな」としつつ「でも真っすぐが(本来は)もっといいですよ。まだ前にライナー性で飛ばされているんで。いいときはビュってフライが上がるんで」とコメント。完全復活といえるには、直球の威力が鍵になるとの見方を示した。