◇17日 中日2―0ヤクルト(バンテリンドームナゴヤ)

 2番手で登板した中日・斎藤綱記投手(27)が今季初勝利を挙げた。

 両チーム無得点で迎えた6回に先発・涌井の後を受けマウンドへ。先頭の村上には四球を与えたが、続くサンタナを内角直球で腰を引かせて見逃し三振に。北村拓には内角低めへのスライダーで三ゴロを打たせて、村上を二塁で封殺した。

 さらに次打者の長岡の初球にスタートした一走の北村拓を捕手の加藤匠が刺して、二盗を許さなかった。直後に味方が勝ち越して白星が転がり込み、「中継ぎ陣が全員がいいので、いい緊張感でやれています」。開幕から9試合連続無失点を継続する左腕がブルペンを引っ張る。