旅の思い出として、友人・知人・同僚などにプレゼントしたくなる全国各地のステキな「おみやげ」をピックアップ。今回は、山口県のおみやげ「白狐ラスク」「白狐サブレ」をご紹介いたします。

山口県に伝わる福をもたらす「白狐(びゃっこ)」の伝説とは?

2023年山口県の新しいおみやげとして誕生した、やまふく堂の「白狐サブレ」と「白狐ラスク」。モチーフとなっているのは、縁起の良さそうな白い狐(きつね)。

山口県内には、地域に伝わる白い狐(きつね)や白狐の伝説がいくつかあります。例えば、山口市の湯田温泉では白狐が温泉を見つけたという伝説があり、毎年4月には「湯田温泉白狐まつり」が開催されています。また、日本海に向かって123基の赤い鳥居が連なる長門市の「元乃隅神社」も、白狐のお告げにより建立。下松市では、毎年11月3日に「稲穂祭(きつねの嫁入り)」が開催され、白狐のお面をつけた新郎・新婦が親族と一緒に街を練り歩くそうです。

このような地域の白狐伝説から、やまふく堂では古くから神様の遣いとされ、福をもたらす白狐をモチーフにした山口のお土産プロジェクトを立ち上げました。

山口ならではのフレーバーを活かした「白狐サブレ」

白狐サブレは、山口市内にある「本町 KAMERIYA」の職人さんたちが丁寧に焼き上げた上質なサブレ。種類は「プレーン」と山口特産の夏みかんを使用した「夏みかん」、山口県産緑茶「山口茶」の3種類があります。

ひと口食べると口の中に広がる発酵バターの芳醇な香り。サクサクとした食感がシンプルでありながらも上品な味わい。夏みかんはさわやかでほんのりフルーティー、山口茶はクッキーの甘みとほろ苦いお茶の渋みが絶妙に調和しています。地域に根ざした特産品を使用している点も魅力的。添加物を一切使わないことで、身体にも優しいサブレになっています。

ガリガリとした食感がクセになる「白狐ラスク」

こちらは白狐ラスク。山口県産小麦「せときらら」を使ったパンに、発酵バターと黒糖をたっぷり染み込ませた、堅焼きタイプのシュガーラスクです。ガリガリとした食感のラスクは、やまふく堂の姉妹店のベーカリー「THE BAKERS LOAF」で人気のラスクに改良を重ねたものを使用しています。香ばしさがクセになりパクパクと食べてしまいます。

縁起のいい、パッケージデザインも魅力的!

白狐のモチーフがかわいいこちらのパッケージ。食べ終わった後も飾って置きたくなるような縁起の良いデザインがステキです。デザインを担当したのは、岡山を中心に活動しているデザインユニット「COCHAE」。「岡山名物 きびだんご(山方永寿堂)」や「紅だるま(佐藤紅商店2017)」など1度は目にしたことがあるパッケージデザインやプロダクトデザインも手掛けられています。

白狐ラスクは箱の中に付属されたパーツを組み立て、しっぽとして本体に付けることができますよ。購入した際はぜひ試してみてくださいね。

「白狐サブレ」と「白狐ラスク」は、山口県内の湯田温泉にある「THE BAKERS LOAF」、山口市の長州苑や松田屋ホテル、梅乃屋、蔦屋書店周南市立徳山駅前図書館、ゆめタウン(山口店・新山口駅店・ゆめタウン下松店)などで購入できます。

また2024年4月11日(木)には、山口県周南市JR徳山駅北口にあるTOKUYAMA DECKにやまふく堂の新しいお店がオープン。「和菓子と福とおもたせ」をテーマとしたラインナップで登場します。こちらもぜひチェックしてみてくださいね。