趣里が主演を務める連続テレビ小説『ブギウギ』(NHK総合/毎週月曜〜土曜8時ほか)の第23週「マミーのマミーや」(第108回)が5日に放送され、アメリカへ旅立つスズ子(趣里)と留守番をすることになった娘・愛子(小野美音)の別れが描かれると、ネット上には「感情移入し過ぎてアカン…」「涙が止まらない」といった声が相次いだ。

 アメリカ行きを決めたスズ子だったが、幼い愛子は置いて行かれることにすねてしまう。旅立ちの直前に開催されたスズ子の「お見送りショー」は大いに盛り上がるが、客席で大野(木野花)と一緒に見ていた愛子は相変わらず不機嫌なまま。

 そして迎えた出発の日。スズ子は愛子の肩に両手を添えて「マミーはな、愛子のことが好きや。何よりも大切や宝もんや」と伝え「せやけどマミーはな、もっともっと大きな歌手になりたいねん」とアメリカへ行く理由を語りかける。

 スズ子が真剣な表情で「マミーは行ってきます」と告げると、愛子は「嫌やぁ!」と応じスズ子を抱きしめる。スズ子も愛子を抱きしめて「ごめんなぁ」と謝るものの愛子は「嫌やぁ! 嫌やぁ!」と泣き叫ぶ。大野が「もう行って。行ってけれ」と愛子を引き離すと、スズ子は後ろ髪を引かれながらも家を出て行く。愛子が「マミー! マミー!」と泣き叫ぶ声を聞きつつ、スズ子はアメリカへ出発するのだった。

 ネット上ではスズ子と愛子の別れのシーンに反響が集まり「息子の初登園思い出して泣いちゃった」「ちょっと感情移入し過ぎてアカン…」「愛ちゃんの号泣でこちらももらい泣き」などの反響が続出。さらに愛子役の小野による熱演にも「名演技すぎて、涙が止まらない」「抜群に演技うまいなぁ、泣いちゃうよ」といった称賛も集まっていた。