内藤剛志主演ドラマ『警視庁・捜査一課長スペシャル』が、テレビ朝日系にて4月18日20時に放送されることが決まった。

 ヒラ刑事からはい上がってきた“たたき上げ”の捜査一課長・大岩純一(内藤)と捜査員たちの熱き奮闘を描いてきた『警視庁・捜査一課長』シリーズが、スペシャルドラマとして1年ぶりに復活する。

 『警視庁・捜査一課長』シリーズは大岩が事件発生を知らせる電話を受ける場面から幕を開けるのが“お約束”だが、本作の冒頭、電話を取った大岩が発したのは「何? 最後のご遺体!? …わかった、すぐ臨場する」という言葉。“最後”とはいったいどういうことなのか…? シリーズの集大成として一課長VS令和“最後のご遺体”という難事件に挑む。

 そんな大岩たちの前に立ちはだかるのは、フードプロデュース会社の社員・押尾貴代が殺された事件。彼女のバッグの中には、昭和時代、よく喫茶店に置かれていたルーレット型おみくじ器が残されていたことが判明。しかも、レトロな昭和ファッションに身を包んだなんとも不適切な女が事件当夜、現場にいたことも分かる。

 被疑者として浮かんだのは、昭和をコンセプトとするカフェを営む“さすらいの洋菓子職人”永井杏子。彼女こそ、現場にいた“昭和レトロ女子”なのか…?

 さらに、事件の背後に20年以上前に起きた未解決誘拐事件がからんでいることも発覚。《平成に起きた誘拐事件》×《令和に現れた昭和レトロ女子》が複雑に入り乱れ、一課長たちは昭和、平成、令和という時代をまたにかけた捜査に挑むこととなる。そして“一週間しかなかった昭和64年の謎”とは…?

 今回のスペシャルでも、内藤剛志が“理想の上司”大岩一課長を堂々体現。もちろん一課長を慕う“大福”こと平井真琴を演じる斉藤由貴、“見つけのヤマさん”こと小山田大介管理官役の金田明夫、運転担当刑事“ブランク”こと奥野親道役の塙宣之らレギュラーメンバーたちもフル登場、またしても鋼の結束力を見せつける。

 このほか、笹川健志刑事部長(本田博太郎)の熱すぎる激励や、妻・小春(床嶋佳子)&愛猫ビビ(黒豆)、あずき(豆太郎)との日常、大岩一課長がクライマックスで発する“魂の訓示”などシリーズの醍醐味(だいごみ)もふんだんに盛り込んでいく。

 ドラマ『警視庁・捜査一課長スペシャル』は、テレビ朝日系にて4月18日20時放送。