伊藤沙莉が主演を務める連続テレビ小説『虎に翼』(NHK総合/毎週月曜〜土曜8時ほか)の第1週「女賢しくて牛売り損なう?」が4月1日〜4月5日に放送される。

 連続テレビ小説第110作となる本作は、女性で日本史上初めて法曹の世界に飛び込んだ三淵嘉子さんを主人公のモデルにした作品。三淵さんの実話に基づく骨太なストーリーを追いながら、事件や裁判が見事に解決されていく爽快感を味わえる物語だ。主人公の猪爪寅子(いのつめ・ともこ)を伊藤が演じる。

■第1週「女賢しくて牛売り損なう?」あらすじ

 昭和6年。女学校に通う猪爪寅子は、父・直言(岡部たかし)と母・はる(石田ゆり子)に次々とお見合いをさせられる。当時の女性は学校を出たら結婚し、子供を産み、家庭を守るのが当然とされていた。だが、それに納得できない寅子。やりたいことはないものの、結婚するのも何かが違う…。同級生で親友の花江(森田望智)には「親不孝」と言われ、三度目の正直と意気込んだお見合いの席で、寅子はつい調子に乗ってしまう。

 そんな中、寅子は、猪爪家の下宿人・優三(仲野太賀)が通う大学で、法律に出会う。法学者・穂高(小林薫)の言葉から、女性が法律を学ぶ場所があると知った寅子は、母の反対をよそに、弁護士への道を歩み始める。

 連続テレビ小説『虎に翼』はNHK総合にて毎週月曜〜土曜8時ほか放送。