米女子ツアーの新規大会「JMイーグルLA選手権」の最終日。古江彩佳が上がり3連続バーディーなど、最終日に6つスコアを伸ばして「65」でホールアウト、通算8アンダーの4位タイに順位を上げてフィニッシュした。

上がり3ホールを連続バーディーで締めた古江彩佳

◆米国女子プロゴルフ<JMイーグルLA選手権 4月27〜30日 ウィルシャーCC(カリフォルニア州) 6258ヤード・パー71>

 米女子ツアーの新規大会「JMイーグルLA選手権」の最終日、16位から出た古江彩佳は前半から1番パー4、2番パー5で連続バーディー。5番パー4もバーディーとして後半へ。13番パー5は唯一ボギーとしたが、14番パー4でバウンスバック。最後は上がり3ホールを3連続バーディーで締めて「65」、通算8アンダーでホールアウトした。結果は日本人最上位の4位タイ。

今季も米女子ツアーでコンスタントに結果を残している古江彩佳 写真:Getty Images
今季も米女子ツアーでコンスタントに結果を残している古江彩佳 写真:Getty Images

「本当にうまく集中できて、バーディーチャンスにつけたところでしっかり入ってくれて、いい流れをつかみながら回れました。最終日に伸ばせることは大事。本当によかった」と笑顔を見せた。

 また、畑岡奈紗は4バーディー、2ボギーの「69」で回り、通算5アンダー11位タイでフィニッシュ。西村優菜は6バーディー、2ボギーの「67」と伸ばし、通算3アンダー17位タイ。勝みなみは5バーディー、3ボギーの「69」とし、通算2オーバー53位タイで大会を終えた。

国別対抗戦出場の渋野「楽しみ!」

 24位で出た渋野日向子は4バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの72でスコアを一つ落として通算イーブンパー33位タイでホールアウトした。

自分のゴルフには納得していないながら、国別対抗戦への意気込みを語った渋野日向子 写真:Getty Images
自分のゴルフには納得していないながら、国別対抗戦への意気込みを語った渋野日向子 写真:Getty Images

 渋野はこの日のゴルフについて「ボロボロだったんで。本当に話にならないと思います」と振り返った。出入りの激しいゴルフについて「自分のゴルフの調子の割には、意外とスコア的には耐えられているのかなと思いますけど、やっぱりあんまり面白みはないですよね」と表情は硬い。  ただ、今週は国別対抗戦「ハンファ・ライフプラス・インターナショナルクラウン」に日本代表として出場することもあり、「めちゃくちゃ楽しみ。自分が出るって決まった瞬間から、かなりワクワクと緊張があったので、すごく楽しみです。団体戦で日本代表というか、日の丸を背負ってできるのは、すごくありがたいこと」と前向きに気持ちを切り替えていた。

e!Golf編集部