小学生が地域の産業や文化を体験学習し発信する「うわじま圏域子ども観光大使」の講座が20日始まり、宇和島、鬼北、松野、愛南の4市町の45人が11期目をスタートした。初回は約30人が宇和島市三間地域で田植えに挑戦し、特産の米作りの過程や苦労を学んだ。
 圏域の魅力を知ってもらい将来の定着につなげようと、教育研究や社会貢献活動に取り組む教員らの団体「TOSS愛媛」を中心とした実行委員会が毎年実施。来年2月までカツオのたたき作りや真珠の玉出し、ユズの収穫といった計約20講座を展開する。