沖縄県からやって来た国際結婚カップル

 お笑い芸人の藤井隆とタレントの井上咲楽が司会を務めるABCテレビ・テレビ朝日系『新婚さんいらっしゃい!』(日曜午後0時55分)の7日放送回に、沖縄県からやって来た国際結婚カップルが出演する。

 デンマーク出身の夫は4年半前に日本へ移り住み、インターナショナルスクールで教員を務めている。195センチという高身長だが、キッチンもドアも低い日本で暮らしているうち、デンマークにいた頃より2センチも縮んだとか。一方、ユーモアのある外国人のパートナーが理想だったという妻。マッチングアプリで夫と出会う前、すでに13か国もの男性を吟味してきたツワモノだ。

 最初に出かけたすし屋デートでは、会話も弾み、イイ感じだったものの、お会計は割り勘に。男女平等を重んじるお国柄、夫は「おごる」なんて考えもしなかったというが、そこが逆に功を奏す。実は自分の分は自分で払いたかった妻にとって、「いいじゃんデンマーク!」と、国ごと好感度が爆上がりしたのだった。また、妻にとって理想の結婚相手は「家事をやってくれる人」だったが、それに対しても「当たり前じゃん!」と語る夫の価値観にひかれたという。

 とはいえ夫から告白すると、まさかの失敗。あまりに好印象だったため、「化けの皮がはがれるときが来るかもしれない」と警戒したのだとか。しかし半年たっても態度が変わる気配もなく、再度の告白で交際がスタートした。

 やがて2年6か月の時を経て、昨年8月に結婚し、毎日が「ヒュッゲ」だという新婚生活。ヒュッゲとは、デンマーク語で「楽しい時間」「居心地がいい空間」を指す言葉だそう。毛布で一緒にくるまってチュッチュするのもヒュッゲだそうだが、沖縄に住んでいるのに暑い日でもやってくるのは「さすがにヒュッゲ感はない」と妻。しかし夫にはどこ吹く風、妻手づくりのデンマーク料理は絶品らしく、とても幸せでヒュッゲな日々を送っているという。

 クリスマスにはデンマークの実家へ。その際、妻も驚く異国の文化が。夫の父が「こっちにおいで」と妻をいざなうと、家族みんなで歌いながらクリスマスツリーのまわりを回り出した。実はこれ、クリスマスイブの食事をする前に必ず行う伝統行事なのだそう。いったいどんな習慣なのか、夫がMC藤井をいざない実演。とてもご陽気で愉快なヒュッゲの世界を垣間見せる。ENCOUNT編集部