『BORDERLESS Aぇ! group デビューまでのキセキ』episode3

 5人組グループ・Aぇ! groupにとって初の単独ドキュメンタリーシリーズ『BORDERLESS Aぇ! group デビューまでのキセキ』のepisode3「崖っぷちと友情」が、明日22日からNetflixで独占配信される。同シリーズでは、Aぇ! groupがCDデビューをつかむまでの5年間の成長を描いている。

 メンバーの末澤誠也は現在29歳。事務所に入って15年目。事務所史上「最年長」でのデビューとなった。当初はチャンスに恵まれず、「何度も辞めようと思いました」と打ち明けている。そんな崖っぷちの中でも「ダンスはずっと続けていたんです。好きだったので」と明かし、自身が在籍していない大学のダンスサークルで武者修行したこともあるという。今回は当時の練習場所を訪れ、思い出を語っている。

 グループ最年少・22歳の佐野晶哉は幼少期らミュージカルに出演し、音感は抜群。ジュニアとして活動する一方、高校時代は音楽科で声楽を学んだ。声楽のプロを目指すか、ジュニアの活動を続けるかで迷い、Aぇ! group結成の半年前には岐路に立っていたという。撮影で母校の高校を訪れた佐野は当時を振り返って言った。

「あの頃、声楽の勉強を続けようと思って、事務所を辞めるつもりでした。それを小島(健)くんに話したら、彼が正門(良規)くんを連れてきて『晶哉、ちょっと待っとけ』と。その後日、大倉くん(SUPER EIGHT・大倉忠義)がジュニア出演のコントコーナーを見に来る機会があったのですが、2人が僕の出番を無理やりねじ込んでくれて……。それで小島くんが、僕に向かって“かっこいいこと”を言ってくれたんです」

 その上で、佐野は「CDデビューの夢がかなって、今めちゃめちゃうれしいです」と話している。Aぇ! groupは2019年2月28日に結成され、今月15日にCDデビュー。メンバー同士の絆が育まれた5年間の道のりを描く同シリーズは、今月29日からepisode4、6月5日からepisode5を配信する。ナレーションはなにわ男子の西畑大吾が担当している。ENCOUNT編集部