9日、福島県三春町の県道で起きた重傷事故で、けがをした1歳の女の子は、チャイルドシートを使用せず、助手席の女性に抱えられていたことがわかりました。

この事故は、9日午後2時過ぎ、三春町の県道上で、郡山市に住む20歳の女性が運転する普通乗用車が、右カーブを曲がりきれず、道路左側のガードレールに衝突したものです。

この事故で、車に乗っていた、白河市に住む1歳の女の子が、頭の骨を折るなどの重傷です。

また、助手席に乗っていた白河市の10代女性は軽傷で、運転手の女性にけがはありませんでした。

警察によりますと、事故当時、女の子は、助手席で女性に抱えられていたとみられ、チャイルドシートを使用していなかったということです。

道路交通法では、6歳未満の乳幼児にはチャイルドシートを使用することが義務付けられています。

警察が、事故の詳しい原因を調べています。