12日のニューヨーク外為市場でドル・円は、134円72銭へ弱含んだのち135円75銭まで上昇し、引けた。





米・5月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値が前月から予想以上に低下したためドル売りが一時優勢となった。そののち、同指数の5-10年期待インフレ率が予想外に上昇し2011年以降12年ぶり最高となったため追加利上げの可能性が再燃しドル買いが強まった。ボウマンFRB理事が最近の雇用やインフレ指標が、著しいインフレ改善の証拠になっていないとし、物価高や労働市場のひっ迫が継続した場合追加利上げが必要との見解を示したことも追加利上げ観測再燃につながった。










ユーロ・ドルは、1.0897ドルまで上昇後、1.0849ドルまで下落し、引けた。





ユーロ・円は146円67銭まで下落後、147円37銭まで上昇。




ポンド・ドルは、1.2520ドルから1.2449ドルまで下落した。





ドル・スイスは、0.8928フランから0.8986フランまで上昇。






【経済指標】
・米・4月輸入物価指数:前月比+0.4%(予想:+0.3%、3月:-0.8%←-0.6%)
・米・5月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値:57.7(予想:63.0、4月:63.5)
・米・5月ミシガン大学1年期待インフレ率速報値:4.5%(予想:4.4%、4月:4.6%)
・米・5月ミシガン大学5-10年期待インフレ率速報値:3.2%(予想:2.9%、4月:3.0%)