25日のニューヨーク外為市場でドル・円は、139円20銭から139円98銭へ上昇し、引けた。




米先週分新規失業保険申請件数が引き続き低水準で推移し労働市場が引き続き強い証拠となった。また、米1-3月期GDP改定値、個人消費、価格指数、コアPCE改定値が軒並み予想外に上方修正されたため短期金融市場では7月までの25ベーシスポイントの追加利上げを完全に織り込んだ。金利先高観に伴うドル買いに拍車がかかった。







ユーロ・ドルは、1.0740ドルから1.0707ドルまで下落し、引けた。





ユーロ・円は149円37銭から150円16銭まで上昇。日欧金利差拡大観測に伴うユーロ買い、円売りが優勢となった。




ポンド・ドルは、1.2377ドルから1.2308ドルまで下落した。





ドル・スイスは、0.9038フランまで下落後、0.9073フランまで上昇。





 
【経済指標】
・米・4月シカゴ連銀全米活動指数:0.07(予想:-0.20、3月:-0.37←-0.19)
・米・先週分新規失業保険申請件数:22.9万件(予想:24.5万件、前回:22.5万件←24.2万件)
・米・失業保険継続受給者数:179.4万人(予想:180.0万人、前回:179.9万人)
・米・1-3月期GDP改定値:前期比年率+1.3%(予想:+1.1%、速報値:+1.1%)
・米・1-3月期個人消費改定値:前期比年率+3.8%(予想:+3.7%、速報値:+3.7%)
・米・1-3月期GDP価格指数改定値:前期比+4.2%(予想:+4.0%、速報値:+4.0%)
・米・1-3月期GDPコアPCE改定値:前期比+5.0%(予想:+4.9%、速報値:+4.9%)
・米・5月カンザスシティ連銀製造業活動:-1(予想-9、4月-10)