以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「さなさえ」氏(ブログ:『さなさえの麗しき投資ライフ』)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。



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※2024年3月19日14時に執筆



皆様、おはこんばんちは。春のセンバツが始まりましたが、事前に移行期間はあったものの、話題の「飛ばないバット(低反発バット)」は…ま〜、ホントに飛ばないワケで、各高校の対策が勝利のカギとなりそうです。様々なルールや制約をも乗り越えてスタンドに放り込む怪物の登場を願いつつ、TV中継を眺めながら柿の種をビールでやっつける今日この頃…さなさえです。



さて、夕刊フジ主催・株1GPグランドチャンピオン大会・準優勝(21年度)のアラフォー女性投資家が綴る当記事の連載も、2年目突入…はや62回目。今回も表題のコラムと共に、最近の注目株をご紹介していきます。



<打球もチャートもベストな角度を狙います>

お話は変わるようで、変わりませんが、既に有名校は先の低反発バット対策として、木製バットを用いた練習をしたり、分析機器による打球角度の精査を行っているようです。このように近年の高校野球においては、ベンチ入りする選手以外に、主として解析を担当とするアナリストとして「暗躍」する選手も増えているようですね。



そうともなればこのご時世は、絶対的な監督の指導に依存した旧体制ではなく、選手達が自らのキャラクターやフィジカルに向き合い、その練習や食事の最適解を自律して模索する事が可能になる時代になっているのだな…とつくづく感心します。



これを我々投資家に置き換えれば、自らが監督となり、ファンダメンタル分析やテクニカル分析を、ビックデータを基にしたAIによってスクリーニングをかけさせ、バランスのようポートフォリオを組んで投資(試合)に出るようなものなのかもしれませんね。



さて、愛知の名門であり、かのイチロー選手も輩出した愛工大名電では低反発バット対策として「打球角度15度」がチームの合言葉としているそうですが、今回はそんな球児達にあやかって、わたしも独自の視点と切り口で、確度が高いと判断した株を中心にご紹介していきます。



<強いセクター&チャートで絞り込みました>

まずはクラウドインテグレーション・DX 化支援事業が好調なフレクト<4414>です。2021年のIPOですが、ここにきて急ピッチで新値を狙っているように見えます。そして同じDX関連から、業績好調なラキール<4074>も調整から反発してきているので、押し目を狙って見ても面白そうかな…とチェック中です。



2月14日の好決算で一気に急浮上してきたサイバー・バズ<7069>は、インフルエンサーを起用した広告事業が好調で、上昇トレンド継続です。そうなれば同業のトレンダーズ<6069>も気になるのですが、やはり業績面の復調を見てからかもしれません。ただこちらは25日移動平均線付近で押し目を狙ってもいいかな〜…と横目では見ていますがね(笑)。



そして今年は物流における「2024年問題」の年ですね。親会社であるアルプスアルパイン<6770>による株式売却で思惑のあるアルプス物流<9055>、アマゾン・ドット・コムの物流を担う遠州トラック<9057>、大阪万博でも思惑のあるヒガシトゥエンティワン<9029>は、新たなニュースフローに期待したいところです。



また、その他の個別株を業績期待で絞り込めば、不動産関連から明豊エンタープライズ<8927>、投資業からマーキュリアHD<7347>、そして建機向け油圧フィルターで世界シェアのヤマシンフィルタ<6240>、石油プラントや海水淡水化で知られたナガオカ<6239>、最後にドジャースの大谷翔平選手と契約していたアシックス<7936>です。国内外大手証券が強気なレーティングを出している事にも期待したいですね。



はい、今回は以上です。



ここ最近のわたしのブログでは、上記でご紹介した株以外にも「さなさえのひとり株1GP」として月毎の『注目3銘柄』をピックアップして、毎週末にその値幅を計測しています。もちろん株以外のネタも多種多様…怖いもの見たさでもお気軽にどうぞ (笑)。ではでは。Have a nice trade.



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執筆者名:さなさえ

ブログ名:『さなさえの麗しき投資ライフ』