日経平均は374円高(9時5分現在)。今日の東京市場は買いが先行した。注目された米雇用統計の発表を通過し、先週末の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価を支えた。また、先週末5日に日経平均が780円を超す大幅安となったことから、自律反発狙いの買いも入りやすかった。一方、中東での地政学リスクの高まりもあり、米インフレ長期化への警戒感は収束せず、先週末の雇用統計発表後も米長期金利が強含みで推移していることが、東京市場の株価の重しとなったが、寄付き段階では買いが優勢だった。寄り後、日経平均はもみ合いとなっている。