トレードワークス<3997>は2日、2023年12月期第1四半期(23年1月-3月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比1.2%減の9.98億円、営業利益が同74.0%減の0.62億円、経常利益が同74.3%減の0.62億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同68.5%減の0.44億円となった。



金融ソリューション事業の売上高は前年同期比7.5%減の8.77億円となった。DXの推進に向けた戦略的なIT投資需要に対して積極的な営業活動を展開し、ビジネス拡大を図ってきた。



FXシステム事業の売上高は同21.3%減の0.35億円となった。主力商品の「TRAdING STUDIO」の一部案件で開発遅延が生じた結果、減収となった。



セキュリティ診断事業の売上高は同78.5%減の0.03億円となった。既存顧客の年度更新契約の遅れ等により、減収となった。



デジタルコマース事業の売上高は0.24億円となった。パートナー企業と連携したITシステムインフラ管理強化支援や自社開発のクラウドECプラットフォーム「Emerald Blue」の新規受注の営業活動による、デジタルマーケティングの強化に取り組んできた。



ソフトウエア受託開発及びITコンシェルジュサービス事業は、新規顧客数社へのコンシェルジュサービスのシステムのサービス開始により、売上高は0.56億円となった。



2023年12月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比7.0%増の35.00億円、営業利益が同6.7%増の3.40億円、経常利益が同3.8%増の3.40億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同9.8%増の2.20億円とする期初計画を据え置いている。