アルプス技研<4641>は11日、2023年12月期第1四半期(23年1月-3月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比10.4%増の111.38億円、営業利益が同25.2%増の14.73億円、経常利益が同26.8%増の15.11億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同55.6%増の12.44億円となった。



アウトソーシングサービス事業の売上高は102.01億円(前年同期比7.4%増)、営業利益は11.83億円(同7.6%増)となった。優秀な人材を確保するため、オンライン採用やリファラル採用などの施策に注力した。また、先端技術分野や成長が期待できる環境分野の技術教育を強化し、チーム派遣等の営業施策と連動した取組みにより、引き続き稼働率は高水準を維持し契約単価も上昇した。



グローバル事業の売上高は9.36億円(前年同期比59.2%増)、営業利益は2.89億円(同278.1%増)となった。昨年から続く一部大型案件の追加受注があった。



2023年12月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比6.8%増の466億円、営業利益が同7.5%増の50億円、経常利益が同10.9%増の50.6億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同0.1%増の34.2億円とする期初計画を据え置いている。