トリプルアイズ<5026>は10日、「画像認識プラットフォーム・AIZE(アイズ)」(AIZE)における累計ユーザー数が10万IDを突破したことを発表。



AIZEは、クラウド上でAIエンジンが画像を認識・分析を行うものである。コロナウィルスへの予防対策としてカメラ付きの検温機に搭載され、オフィスの勤怠管理や飲食店等施設において広がりを見せた。コロナ禍以降は大企業が勤怠システムにAIZEを採用する動きがあった。Team SpiritやAKASHIなど大手勤怠システムとの連携、アルコール検知器との連携システムである「AIZE Breath」のヒット、販売パートナーが50社を超えたなどの複数の要因から着実にID数が増加した。



AIZEのサービスレイヤーは、本人認証を可能にする「AIZE Biz系」と顔画像から年齢・性別などの属性を分析する「AIZE Research系」に分けられる。AIZEは、DXを推進する強力なツールとして普及し、さまざまな業種、広い地域で利用されている。AIZEは、顔認証のサービスを通じて、AIの社会実装の入口という役割を果たしてきた。



同社は今後も、生成AIも含むAIソリューション提供での人手不足解消や生産性向上に努め、研究開発と実装の両面で社会に貢献していく。