ミダックホールディングス<6564>は17日、テラレムグループと使用済み太陽光パネルの適切なリユース・リサイクルにおける事業スキームの構築を含む資源循環の共同事業化に関する基本合意書を締結した。

太陽光パネルは2030年代半ばに年間約80万トンも廃棄が見込まれており、リユース・リサイクルにおける技術開発や適正な処理に備える必要がある。

同グループは、産業廃棄物の収集運搬から中間処理、最終処分までの一貫処理体制を強みとしており、子会社のミダックこなんでは、太陽光パネルのアルミフレーム・J-Box分離装置を導入し、2024年5月13日に許可(分離)を取得。

テラレムグループは、プラスチックリサイクルや食品系廃棄物のメタン発酵バイオガス発電等の資源循環型施設を先駆的に立ち上げるなど、資源循環型ビジネスモデルの創出に取り組んでいる。

本提携は、静岡県以東において、両者の強みを最大限に活用し、資源循環技術の開発や適正な処理を通じて、持続可能な循環型社会を構築していくことを目的としている。