スペイン2部ウエスカMF橋本拳人が森保ジャパンの現状に見解

 スペイン2部ウエスカでプレーするMF橋本拳人が、日本メディア向けのオンライン取材に応じた。2022年のE-1選手権以降、日本代表への招集から遠ざかるなか「代表には常に入りたいという思いでプレーしています」と思いを明かすとともに、今の森保ジャパンをどう見ているのかを語った。

 現在の日本代表には、イングランド1部リバプールでプレーするMF遠藤航を筆頭に、同アーセナルのDF冨安健洋、スペイン1部レアル・ソシエダのMF久保建英、フランス1部ASモナコのMF南野拓実ら欧州クラブでプレーする選手が少なくない。

 橋本は「本当に日本代表の選手たちのレベルというか、所属しているチームのレベルが、ここ数年ですごく上がって来ているので、みんなのパフォーマンスもすごく良いなと思って見ています」と語った。

 2022年のカタール・ワールドカップでの戦いぶりについて、「いちファンとして、もう単純に『凄いな』というふうに見ていました。スペインやドイツを倒しているところを見たりして、もう『凄い』と言うしかない」と舌を巻いた。

スペイン戦はチームメイトたちと観戦していたという。「チームメイトと一緒に見ていたのですが、本気でちょっと怒っている人もいれば、『凄い!』『すげえな』って言っている人もいたりしましたね。やっぱりサッカー熱は、熱い国だなっていうふうに思いました」と、その時の感想を語った。

 もちろん、橋本自身も日本代表に戻ることを目指している。「今はスペイン2部でプレーしているので、圧倒的な活躍をしないと入れないところだなと思いますし、クラブレベルとしても、やっぱりスペイン1部をはじめとする5大リーグのスタメンでプレーし続けないと難しい場所なのかなと思っています。まずは自分のいるところ、今はウエスカでチームの順位を上げることだったり、自分のパフォーマンスを上げることを意識しているので、(代表復帰は)目標の1つでありますけども、まずは自分のいる位置で頑張りたいなというふうに思っています」と、自身の足もとを見つめ直した。

FOOTBALL ZONE編集部