神戸側のファウルの位置で判定が変わる

 FC町田ゼルビアは4月13日、J1リーグ第8節でヴィッセル神戸と対戦。1点をリードされた展開で、判定が2転3転とする珍しい場面が話題を呼んだ。

  町田は後半17分、ロングボールにFWナ・サンホが抜け出しかかるとペナルティーエリアのライン付近で神戸DFマテウス・トゥーレルがファウル。中村太レフェリーはフリーキックを示したが、副審の方を見てPKに判定を変更した。

 しかし、その後にビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)のチェックでファウルがわずかにペナルティーエリア外とされ、VARオンリーレビューで再びペナルティーエリアすぐ外からのフリーキックへと判定が変更になった。

 判定が2度変わる事態となったが、SNS上では「副審から何かあったのかな?」「正当な判定で落ち付いた」「焦るわ」「なんで一度PKに変更になるんだ」「謎すぎる」「流石にこれPKだと怒る」といった困惑の声が届いていた。

 試合はその後、後半44分に神戸がFW武藤嘉紀の今季リーグ3ゴール目でリードを広げる。対する町田も同アディショナルタイム6分のDFドレシェヴィッチのゴールで1点を返すも、1-2の敗戦を喫している。

FOOTBALL ZONE編集部