U-23アジア杯グループAの第2節が開催

 パリ五輪最終予選を兼ねたU-23アジアカップは4月18日、グループAの第2節が行われ、オーストラリアがインドネシアに0-1で敗れた。

 グループ初戦でヨルダンとスコアレスドローに終わったオーストラリアは、立ち上がりからインドネシアゴールに迫ったなかで前半24分、先制のチャンスが到来。FWモハメド・トゥーレが放ったシュートがペナルティーエリア内で相手DFのハンドを誘った。

 VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)が介入し、オンフィールド・レビュー(OFR)を経てPK判定になると、トゥーレが自らキッカーに。しかし、ゴール右へ放ったシュートはGKのセーブに遭い絶好機を逸する。すると徐々にインドネシアが勢いを増した。

 迎えた前半45分、インドネシアはコーナーキックの流れからMFネイサン・トジョエ・オンがボレーシュート。これにゴール前で反応したDFコマン・トゥグが頭でコースを変えて、待望の先制点を奪った。

 後半反撃に出たオーストラリアは幾度となくインドネシアゴールに迫る。しかし、相手の粘り強い守備を攻略できず、1点が遠い状況に。シュート数14対7と圧倒し果敢に攻めたが、前半のPK失敗も響いて0-1で敗れた。

 この結果、オーストラリアはグループ2試合で未勝利に。一方、カタールとの初戦を0-2で落としていたインドネシアは大会初勝利を挙げている。

FOOTBALL ZONE編集部