ドイツ・ブンデスリーガ第28節、ヴォルフスブルク対ボルシア・メンヒェングラートバッハ(ボルシアMG)が現地時間7日にフォルクスワーゲン・アレーナで行われた。この試合では、サッカー日本代表DF板倉滉が目の覚めるようなミドルシュートからゴールを奪い、勝利に大きく貢献している。

【動画】板倉滉の目の覚めるゴールがこれだ!

 ボルシアMGはリーグ戦4試合勝ちなしという状態で敵地に乗り込んだ。この日も7分にリドル・バクに先制ゴールを奪われ、1点ビハインドで前半を終えるなど、厳しい戦いを強いられている。

 そんなチームを救ったのが、ボランチで先発出場を果たした板倉だった。

 52分、板倉は左サイドのルカ・ネッツからパスを受けると、ゴール前約25mの位置から右足でシュートを選択。ボールは相手DFに当たってそのままゴールに吸い込まれた。板倉はこれが今季リーグ戦3得点目となっている。

 相手DFに当たりゴールに吸い込まれたのはラッキーだったが、得点が欲しい中、難しい距離でシュートに持ち込もうとした勇気と思い切りの良さは評価に値するだろう。相手に与えたダメージも大きかったはずで、価値のある一撃だった。

 板倉の一発で息を吹き返したボルシアMGはその後2点を追加し、3-1で逆転勝ち。アウェイでの勝利は第6節ボーフム戦以来、今季2度目のことだ。

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