ラ・リーガ第31節が現地時間14日に行われ、サッカー日本代表MF久保建英が所属するレアル・ソシエダはホームでアルメリアと対戦する。この一戦を前に、レアル・ソシエダの指揮官であるイマノル・アルグアシル監督が記者会見に臨んだ。スペイン紙『マルカ』が12日にこの模様を報じている。

 レアル・ソシエダは現在勝ち点「49」で6位につけている。5位のアスレティック・ビルバオとのポイント差は「7」、4位のアトレティコ・マドリードとは「9」離れている。残り8試合でUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)圏内であるトップ4に食い込むのは難しいが、不可能ではない。

 イマノル監督はこの状況に「一戦一戦、決勝のつもりで戦う。8試合で得られる勝ち点はたくさんあるし、我々が目標を達成できることを願っている」と述べ、シーズン終盤戦に向けて意気込みを語った。また、具体的な目標には「チャンピオンズリーグかもしれないし、ヨーロッパリーグ、カンファレンスリーグかもしれない」として、欧州コンペティションへの進出を挙げている。

 なお、来季もレアル・ソシエダがヨーロッパの舞台に立つことになれば、2020-21シーズンのEL進出以降5季連続となる。これについて、イマノル監督は「継続することが重要だ。1年だけヨーロッパの舞台に行って、次の年は出られないとか、そういうことではないんだ。5シーズン連続で欧州のコンペティションに出たことは、ラ・レアル(レアル・ソシエダの愛称)の歴史の中で一度もない」と語る。

 また、前節のアラベス戦で負傷交代した久保について、イマノル監督は「アルメリア戦に向けて準備が出来ている」と明言した。同選手に関しては、『マルカ』を含めた複数のメディアからコンディションが注視されていた。

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