日本代表MF久保建英が所属するレアル・ソシエダに衝撃が走った。チームの要として活躍しているスペイン代表MFマルティン・スビメンディが、練習中の負傷により今季絶望の可能性が浮上。スペインメディア『フットボール・エスパーニャ』は、欧州カップ戦の出場権獲得の可能性が大幅に低下との見解を示している。

 スビメンディは今季公式戦45試合に出場し4得点1アシストを記録している守備的MFで、ほとんどの試合でフル出場を果たしていた。チームに欠かせない選手であり、勝ち点51でUEFAヨーロッパリーグ(欧州EL)出場圏の6位に位置するソシエダにとっては、重要な選手である。7位のレアル・ベティスとは勝ち点差2、8位のバレンシアとは勝ち点差4、9位のビジャレアルとは勝ち点差6であり、ソシエダにとっては気が抜けない状況だ。

 ソシエダについて、同メディアは「来季の欧州カップ戦出場が保証されているわけではなく、火曜日のトレーニング中にスビメンディがハムストリングを負傷したことが明らかになったことで、ソシエダが出場権を獲得するチャンスに大打撃」と指摘。スビメンディの負傷状況に関しては「負傷の程度は明らかにされていないが、軽いものではないかもしれない。25歳の彼は左大腿二頭筋を痛め、今シーズンはラ・レアルでこれ以上プレーできない可能性があるという」と報じた。

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