これは私の失敗談です。自分の価値観で相手も喜ぶだろうと判断し行動したことで、反対に怒らせてしまうことになるとは思わず、深く反省した出来事をご紹介します。

盆正月

私はお盆やお正月といえば、親戚同士で集まりお墓参りや食事に出かけるのが、当たり前だと思って育ってきました。幼少期からそんな連休を過ごしてきていて、なんの疑問も持っていません。

結婚した旦那さんの親戚はドライな付き合い方をしているようで、お盆や正月に親戚が集まることはないようです。親戚の方と顔を合わせるのは冠婚葬祭のシーンくらいで、初めて聞いたときには自分の当たり前と違いすぎて驚いたことを覚えています。

結婚してからは旦那も私の親戚付き合いに付き添ってくれて、祖母や祖父も大切にしてくれることを嬉しく感じていました。

ある年のお正月

そんな親戚とはドライな付き合い方をしている旦那ですが、私と義母とは良好な関係を保っていてひんぱんに顔を合わせます。

いつも私の親戚付き合いにばかり付き合ってくれる旦那ですが、「きっと自分の親や親戚にも会いたいはず」と思い、旦那の了承なしにお正月に会えるよう義母とスケジュールを合わせました。

仕事から帰宅した旦那に「今年のお正月はお義母さんとも会えるよ! 予定を合わせてもらって約束しておいたからね!」と意気揚々と報告したのですが……。

旦那の気持ち

旦那は「もともと俺は連休はゆっくり家で過ごすのが好きなんだ。結婚してから○○(私の名前)関係の集まりが増えてただでさえ予定が多くてゆっくりできる日が減っているのに、残り少ない休日に俺の実家と約束をしないでくれ。」と怒ってしまいました。

続けて、「俺の親に会うのはわざわざ連休中じゃなくていいだろう。」と。

まとめ

私にとっては連休は親や親戚に会える大好きなイベントです。ずっとそれが当たり前で育ってきたので、まさか旦那が連休は家で過ごしたいと思っているとは思いもしませんでした。

しかし旦那には旦那の価値観があり、これまでは私に合わせてくれていたこともわかりました。旦那に確認もせず、自分の価値観を押し付けてしまい申し訳のないことをしてしまったと感じています。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Emi.A