産後の女性は心身ともに弱っているので、少しでも休みたいですよね。でも、だからといって姑に好き勝手されたのでは堪りません。今回は産後を狙って悪事を働こうとした姑のエピソードを友人に聞きました。

第一子出産で慌しい日々

A子は最近第一子を出産しました。
初めての育児ということもあり、産休をとってくれた夫とともに必死で赤ちゃんのお世話をする毎日を過ごしています。

産後、やらないといけないことの一つに出産祝いの集計と内祝いの手配があります。
誰からいくらもらったかを把握し、それぞれの金額に見合った物をお返ししないといけないのです。

これ結構大変なんですよね……。でも、せっかく善意でいただいた物なんだからちゃんと心を込めてお返ししたい、とA子は考えていました。

やってきた姑が驚きの発言

ところが、ある日突然姑が現れて、「こっちの親戚からの出産祝いの集計と内祝いの手配は私が全部やっといたわよ!」と言い出したのでビックリ。

夫側の親戚からのお祝いはたしかに姑がまとめて受け取ってくれていましたが、集計や内祝いの手配は頼んでもいなかったからです。

しかも、姑から「誰が何円くれたかここに書いておいたから」と渡された紙には不審な点がありました。

何かおかしいぞ……?

それは、6000円や13000円といった半端な金額の人が多いこと。
普通出産祝いって、1万円や3万円などキリのいい数字にしますよね。しかも、全体的に金額も少なめで、A子も夫も「あれ?」と思ったそうです。

そこで姑に問い詰めると、なんと出産祝いをネコババしていたことが発覚!
「だって出産祝いって私がおばあちゃんになったお祝いでもあるでしょ〜(笑)ちょっとくらいもらってもいいじゃない♡」と悪びれない姑にA子は唖然……。

余計なことをするなァァ!

しかも、姑が手配したという内祝いはセンスの欠片もないダサいタオルだということも判明し、A子は膝から崩れ落ちそうになりました。

さすがに怒った夫は「もう俺たちに関わるな!」と姑を一喝。A子はお詫びの手紙とともに、再度ちゃんとした内祝いを親戚に送ったそうです。

ただでさえ産後の大変な時に、さらに余計な手間をかけさせるなんて最低ですよね。姑は「そんなに怒るようなことじゃないでしょ」と言ったそうですが、その後A子夫妻は姑とは距離を置いているそうです。

ftnコラムニスト:藍沢ゆきの