混乱・幻視・ぼんやりする
「レビー小体型認知症」

レビー小体型認知症も、血管性認知症とほぼ同程度で認知症全体の1〜2割を占めると言われています。

レビー小体という特殊なたんぱく質の塊が高次機能をつかさどる大脳皮質や、生命維持をつかさどる脳幹にたまり、神経細胞が死滅することで起こります。

診断基準は、混乱したり、ぼんやりしたりする状態が1日のうちに激しく変動する「認知機能の動揺」、非常にリアルな幻覚がくりかえし生じる「幻視」、パーキンソン病のような症状が起こる「パーキンソニズム」の3つのうち、2つ以上が当てはまることです。


(写真提供:Photo AC)