ドジャースがパワーランキングで30球団1位に「オオタニはOPS.944“しか”打っていない」

 大谷翔平投手が加入したドジャースはここまで、8勝4敗でナ・リーグ西地区首位を走っている。オフに1800億円を超える補強を行い、ここまでチーム打率.279はメジャー3位、チーム15本塁打はメジャー1位。MLB公式サイトが発表したパワーランキングでも1位に輝いた。(成績は日本時間9日の試合前時点)

 ドジャースは開幕から歴代2位タイの記録である10試合連続5得点以上をマーク。1番のムーキー・ベッツ内野手が打率.386、5本塁打、11打点、OPS1.359と絶好調だ。さらに2番の大谷も開幕から8試合、40打席ノーアーチだったが、3日(同4日)の本拠地・ジャイアンツ戦で今季初アーチ。そこから4試合連続マルチをマークし、打率も.320とした。

 MVPトリオの3人目、フレディ・フリーマン内野手も打率.333、1本塁打、7打点、OPS.924。さらに4番のウィル・スミス捕手も本塁打こそないが、打率.415、OPS.957と好調を維持している。

 MLB公式サイトが発表したMLBパワーランキングでは、3位のヤンキース、2位のブレーブスを差し置いてドジャースが1位になった。ウィル・レイッチ記者は「実質的にムーキー・ベッツはMLBの全(個人)タイトルをリードしている」と言及。さらに、「結局のところ、彼の後ろを打っている男だ。ベッツ(との勝負)を避けることに特段利点はない。ショウヘイ・オオタニはOPS.944“しか”打っていない」と綴った。

 このランキングを米スポーツ局「MLBネットワーク」が公式X(旧ツイッター)で「シーズン1週間が経過。皆さんの感想は?」とコメントとともに投稿。「ドジャースはシーズン終了時もこの位置にいるだろう」「ドジャースファンとしては、この順位は妥当に思う」とコメントが寄せられた。(Full-Count編集部)