現役ドラフトで今季加入の中日梅野が躍動…6戦連続無失点で防御率1.23に

 現役ドラフトで今季から中日に加入した梅野雄吾投手が新天地で躍動している。ここまで7試合に登板して防御率1.23をマーク。ヤクルト時代には216試合に登板した経験豊富な25歳が、リリーフ陣に欠かせない存在となりつつある。昨季も現役ドラフト「1期生」の細川成也外野手がブレークしたこともあり、SNSでは「現役ドラフトという名の神様からの贈り物すぎる」などの声が上がっている。

 19日の阪神戦(甲子園)では5点ビハインドの7回に登板。2本の安打を許して1死一、二塁のピンチを招いたものの、佐藤輝明内野手、代打の糸原健斗内野手をいずれもスライダーで空振り三振に仕留めて無失点。移籍後初登板となった3月29日のヤクルト戦(神宮)で1失点して以降は6試合連続で点を与えない投球が続いている。

 福岡・九産大九産高から2016年ドラフト3位でヤクルトに入団した右腕は、2019年に自己最多の68試合に登板するなど、7年間で216試合に登板して74ホールドを挙げた。リリーフの経験値が高い右腕が存在感を高めつつあり、ネットでは「何でこの選手が現役ドラフトにいたのか謎レベル」といった反応が相次いでいる。

 2022年秋に導入された現役ドラフトをめぐっては、1期生として加入した細川も昨季は140試合に出場し、打率.253、24本塁打、78打点といずれもキャリアハイの数字を残す活躍を見せた。2年続けて“お宝”を手にした形に、ファンからも「2年連続で現役ドラフトで良い選手きてくれたなー」「細川と梅野取れる現役ドラフト素晴らしい制度だな」といったコメントが続出。新戦力の存在が首位を走るチームの原動力となっている。(Full-Count編集部)