アデルが果敢に本塁を狙うも余裕のアウト…米記者「トラウトが次の打者」

■レッズ 7ー1 エンゼルス(日本時間20日・シンシナティ)

 エンゼルスのジョー・アデル外野手が19日(日本時間20日)、ホームでタッチアウトになり、チャンスを潰してしまった。ネクストにマイク・トラウト外野手が控えている状況での凡ミスに、地元メディアの記者も辛辣。10日(同11日)にはボーンヘッドでロン・ワシントン監督に苦言を呈されたばかりだった。

 3回1死走者なしで迎えた第1打席。三塁への内野安打で出塁すると、続くネトの打席で二盗に成功。2死二塁のチャンスでレンドンが遊撃への内野安打を放った。すると、二走のアデルは一塁送球の間に三塁を回ってホームに突入。しかし、余裕のタッチアウトになり、駆け寄ったトラウトも立ち尽くしていた。

 25歳のアデルは2017年ドラフト1巡目(全体10位)でエンゼルスに指名され、2020年にメジャーデビュー。高い身体能力でマイナーを駆け上がったが、メジャーでは凡ミスを連発するなど苦しむ。10日(同11日)には二盗に成功した直後に塁を離れ、指揮官に「私たち全員が恥ずかしいと思った」と指摘された。

 米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」の元記者ブレント・マグワイア氏は「トラウトが次の打者に控えているので、とりわけとんでもない」と苦言。ファンからは「恥ずかしい」「人生で見た中で一番下手な選手」「それは三塁コーチの責任だ」「三塁コーチは何をしていたんだ」との声があがっている。(Full-Count編集部)