日本投手3人による先発同日勝利には「すごくいいことかなと思います」

■ドジャース 8ー0 Dバックス(日本時間2日・フェニックス)

 ドジャースの山本由伸投手は1日(日本時間2日)、敵地で行われたダイヤモンドバックス戦に先発登板し、6回5安打無失点で今季3勝目を挙げた。試合後の取材に応じ「しっかり落ち着いて、自分のピッチングをできるようになっているので、それがいいピッチングにつながっているかなと思います」と話した。

 初回2死からマルテに二塁打を浴びたが、続くウォーカーを一邪飛で切り抜けると流れに乗った。3回以外は走者を出したものの、三塁は踏ませず。6回を投げ、5安打2四球5奪三振で防御率2.91。3試合連続でクオリティスタート(QS)となった。チームは2回にパヘスの2ランなどで5得点。8-0で快勝を飾った。

 この日は、タイガースの前田健太投手、カブスの今永昇太投手も白星を挙げ、日本人による史上初の3人同日先発勝利となった。記録自体は知らなかった様子だったが、「そうですね、すごくいいことかなと思います」と笑顔を見せた。

 また、大谷翔平投手は今季初の欠場で、開幕からの連続試合出場は32でストップ。大谷からは何も言われなかったというが、「僕の試合はあまり打ってないので」とイジる場面も。「多少は大谷さんが出ていないっていう違和感はありますけど、点もたくさんとっていただきましたし。また大谷さんが僕が投げる時に打ってほしいなと思います」と“注文”をつけた。(Full-Count編集部)