レッズのデラクルーズが取材対応「大都市で、物価高いから。LAは好きだよ」

■ドジャース ー レッズ(日本時間17日・ロサンゼルス)

 レッズのエリー・デラクルーズ内野手が16日(日本時間17日)、敵地・ドジャース戦の前に取材に応じた。大谷翔平投手、山本由伸投手らが加入したドジャースは今季ここまで29勝16敗で地区首位に立つが、「私たちは負かすけど、彼らは素晴らしいチームだ」と強気の発言だ。

 22歳の“怪物”デラクルーズは昨季メジャーデビュー。わずか15試合目でサイクル安打を達成するなど、13本塁打、35盗塁をマークした。今季もここまで打率.258、9本塁打、26盗塁。スターの階段を駆け上がっている。

 今季初めてドジャースタジアムでの試合。記者から「去年は『LAは俺の街だ』と言っていましたが、今年もそれを証明しますか?」と問いに「ああ。まだ俺の街だよ(笑)。ここは俺の街だ」と乗っ取り宣言。「大都市で、物価が高いから。LAは好きだよ」と笑わせた。

 大谷とは、昨年のエンゼルス戦で二塁ベース上でデラクルーズが“ツンツン”する場面が話題になった。怪物同士が笑いながら明るい雰囲気で会話する様子が注目されていた。「彼と再会したいね。彼は優しかったから」と心待ちにしていた。(川村虎大 / Kodai Kawamura)