杏が世界デビューを飾った映画「私たちの声」が、9月1日(金)日本公開。自らがナレーションを務めた予告と場面写真が解禁された。

「私の一週間」©2022 ILBE SpA. All Rights Reserved.

 

世界の映画界で活躍する女性監督と女優が集結し、女性が主人公の7つのショートストーリーからなる本作。「映画、芸術、メディアを通して女性を勇気づける」をスローガンとして掲げる非営利映画製作会社「We Do It Together」協力の下、そのメンバーを中心に、企画意図に賛同した多くのキャスト&スタッフたちが世界中から集結。実際の出来事から着想を得たエピソードから、物語仕立てのフィクション、さらにはアニメーションまで、世界各地を舞台に感動的で力強い物語が描かれる。

 

出演者は各国を代表する実力派女優が勢ぞろい。ジェニファー・ハドソン(「ドリーム・ガールズ」「リスペクト」)、カーラ・デルヴィーニュ(「ヴァレリアン 千の惑星の救世主」「スーサイド・スクワッド」)をはじめ、エヴァ・ロンゴリア(『デスパレートな妻たち』)、マーシャ・ゲイ・ハーデン(「ポロック2人だけのアトリエ」)、マルゲリータ・ブイ(「3つの鍵」)、ジャクリーン・フェルナンデス(「フライング・ジャット」)らが名を連ねる。

 

監督には、キャサリン・ハードウィック(「トワイライト〜初恋〜」)、「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」や「ドリーム」で知られる女優タラジ・P・ヘンソンらが参加。

 

日本からは、唯一無二の存在感が光る女優・杏と、「そこのみにて光輝く」(14)が国内外で高い評価を受けた呉美保が前作「きみはいい子」以来8年ぶりにメガホンをとり、日本の情緒あふれる家族の姿を描く。

 

シングルマザーのユキは、アヤとトワという2人の子どもたちを育てるために、毎日休みなく働く。ユキの朝はせわしなく始まる。朝食を作り、洗濯をし、掃除機をかけ、アヤを小学校へ送り出した後にトワを保育園へ送り届け、経営する弁当屋に。夕方に子どもたちを迎えに、習い事に連れて行く。帰宅すると夕食を作り、風呂、寝かせつけのあと、新しい弁当のメニューを考え、日が変わった頃に眠りにつくという多忙なルーティンを繰り返す…というのが、杏×呉美保監督による「私の一週間」のストーリー。

 

このたび完成した、色とりどりに彩られた7つのストーリーが垣間見える予告のナレーションは、現在TBS系『世界遺産』のナレーションも務める杏本人が担当。困難に立ち向かう主人公たちを優しく包み込むような仕上がりとなった。ダイアン・ウォーレンが手掛け、第95回アカデミー賞歌曲賞にノミネートされた主題歌「Applause」が7人の人生をよりドラマチックに輝かせる。

 

ほか、各話の場面写真も併せて解禁。ジェニファー・ハドソン主演の「ペプシとキム」は過去の出来事が原因で自分の中に存在するもう一人の人格・ペプシと戦う女性キムの物語。マーシャ・ゲイ・ハーデン&カーラ・デルヴィーニュ出演の「無限の思いやり」ではコロナ禍のロサンゼルスを舞台に、若いホームレスと彼女をケアする医師との交流が描かれる。

 

エヴァ・ロンゴリア出演の「帰郷」は亡き妹が遺した姪と心を通わせていくヒューマンドラマ、マルゲリータ・ブイ主演の「声なきサイン」は病院にやってきた犬の飼い主の異変に気付いた獣医の奮闘を描くスリリングなドラマ。

 

ジャクリーン・フェルナンデス主演の「シェアライド」は初めて出会うトランスジェンダー女性と友情を築いていく裕福な女性が新しい世界を知っていく物語。そして、アニメーションの「アリア」は怖がらずに常識を破り自我を見つけていく主人公の勇敢な姿が描かれている。

作品情報

「私たちの声」

2023年9月1日(金)新宿ピカデリーほか 全国ロードショー

 

監督:タラジ・P・ヘンソン、キャサリン・ハードウィック、ルシア・プエンソ、呉美保、マリア・ソーレ・トニャッツィ、リーナ・ヤーダヴ 、ルチア・ブルゲローニ&シルヴィア・カロッビオ

 

出演:ジェニファー・ハドソン、マーシャ・ゲイ・ハーデン、カーラ・デルヴィーニュ、エヴァ・ロンゴリア、杏、マルゲリータ・ブイ、ジャクリーン・フェルナンデス

 

製作・企画・プロデュース:WOWOW/配給:ショウゲート

 

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