英国のNothing Technology社は、3月初めに新型の廉価スマートフォン「Nothing Phone(2a)」を正式発表したばかりです。その余韻がさめやらぬ中、次期フラッグシップ機「Nothing Phone(3)」が数か月以内に発売されるとの噂が報じられています。

↑次のフラッグシップモデルを準備中?

 

Nothingは最近、意味ありげな動画をXに投稿していました。それはカエルが飛び跳ねて「Nothing(R)」と締めくくるもので、同社がイメージキャラクターにタコを使っていたことを彷彿させます。

 

さて、インドメディアの91mobilesによると、次期Phone(3)にはクアルコムのSnapdragon 8s Gen 3チップが搭載されるとのこと。この情報は「Nothingと非常に緊密に連携している業界関係者」から入手したそうです。

 

このSnapdragon 8s Gen 3はクアルコムが発表したばかりの最新チップであり、Snapdragon 8 Gen 3をベースに少し性能を落として安価にしたもの。クアルコムは生成AIにも対応しているとアピールしていました。

 

また、インドでの価格は4万〜4万5000ルピー(約7万3000円〜8万2000円※)程度になりそうとのこと。廉価モデルPhone(2a)の国内価格は4万9800円〜、Phone(2)が7万9800円〜であることから、妥当な設定と思われます。

※1ルピー=約1.8円で換算(2024年4月3日現在)

 

さらに、Phone(3)の発売時期は、以前のPhone(1)やPhone(2)に合わせて、2024年7月に予定しているとも伝えています。現行モデルのPhone(2)も価格の割りに性能が高く、Nothing独自の洗練されたデザインや背面のGlyphライトが好評を呼んでいただけに、日本でも人気スマホとなりそうです。

 

Source: 91mobiles