国内女子ツアーの今季開幕戦、ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント(沖縄県/琉球ゴルフ倶楽部)は、岩井千怜が大会記録を大きく更新する通算18アンダーでツアー通算5勝目を飾った。

―今の気持ちは

 まずはホッとしています。最後まで気持ちを切らさずに良かったなと思います。

―追いつかれたり追われたりの展開だった

 追いつかれるのは、どこかで追いつかれるなと分かっていたので、その時が来たら、特に意識するのではなく、無心で変わらずに攻め続けようと思ってスタートして、それが上手くいきました。

―1番で早速追いつかれた

 だろうなと思いました。1打差しかないのでバンバン狙ってくると思いましたし、西郷(真央)選手も絶対に伸ばしてくると思っていました。

―メンタル的にも厳しい試合展開だったか

 ずっと気持ちを切らさずに、ずっと耐えて耐えて、けっこう辛かったです。でも、やっぱり気持ちだけは切らさずに、絶対に勝つという思いでやっていたので、そこは良かったなと思います。

―どの辺りが一番キツかったか

 15番からですね。昨日もダボを打ってしまって、15番くらいで何かが動き出すだろうなと思っていたので、そこまでは気持ちを切らさずに、15番からは今まで以上にもっと気持ちを強く、冷静に強く持つというのを意識して回りました。

―15番で差が広がった

 15番のピンポジションや(グリーンの)目を読みにくいというか、下りなのか上りなのか、また目がどっちからなのか。そこが悩まされるようなピンポジションだったので、パターを打つ時に入れに行くのではなく、寄せに行くように打ったら、私にもチャンスが来たなという風に思いました。

―ノーボギーだった

 上がってみてノーボギーだったなと思って、このコースでのノーボギーは自信になりますね。

―これまでの優勝とは違うか

 新しい勝ち方ですね。あまり一騎打ちがなかったので、どうなるんだろうというのも楽しみでした。その中で自分のゴルフに徹底して、気持ちも落ち着いていて、運にも恵まれたと思います。

―ウィニングパットを沈めた瞬間の気持ち

 ホッとしました。(その後は)やったぞ、みたいな感じで、応援してくれた方に対してありがとうという気持もありましたし、パワーをあげれたらいいなと思い、手を振っていました。

―今後の目標は

 複数回優勝したいですし、自分のゴルフでたくさんの人に笑ってもらえるように、元気を届けられるように頑張ります。