チョコレートとコーヒーが香る、ほろ酔いの夜。
「スイーツもお酒も好き!」という人にぴったりな甘口ビール。ベルギーの老舗醸造所が“チョコレートとコーヒーの味や香りをもつビールがあったら?”というアイデアのもとに造り始めた商品で、チョコレートを使わずに豊かな風味を再現した濃厚なダークストロングエール。ほろ苦さやしっかりとしたコクがあるので、ドライフルーツやスパイスナッツ、カヌレなどバーさながらのおつまみと好相性。
さっと作れて食べごたえも満点のカカオカレー。
館内にチョコレート工房をもつ京都の商業施設〈GOOD NATURE STATION〉(グッドネイチャーステーション)。製造の際に出るカカオ豆の皮を有効活用するために誕生したのがカレー。カカオの香りとコクをいかしたカレーはたちまち評判となり、牛乳や白味噌など地元の食材を使ったものをはじめ現在9種類を展開。手軽なレトルトなのも魅力。忙しい平日の夜から寝坊した休日のブランチまで、常備しておくと助かるシリーズだ。
ギフトにも自分用にも。日本が誇る名ショコラティエの味。
世界的なコンテスト「ワールド チョコレート マスターズ」で優勝歴をもつ〈洋菓子マウンテン〉の水野直己さん。優れた弟子を次々に輩出しており、指導者としても一流のショコラティエだ。優勝時の作品をもとにした「杏と塩」は、死海の塩が杏の味を引き立てるベストセラー。蜂蜜やフルーツをいかした詰め合わせ「コレクション」や濃厚なテリーヌにも注目。大切な人にも自分にも贈りたい名作たちだ。
チョコレートの色になじむ、表情豊かな真鍮の器。
魅力的なチョコレートが出揃うバレンタイン。チョコレートの色に優しくなじむ真鍮のプレートで食べ比べはいかが? 山形を拠点とする川地あや香さんは、プレートやカトラリーなど食にまつわるアイテムを得意とする金工作家。自身も料理が好きで、使いながら微修正を繰り返してベストなサイズや厚さを探っている。薄く軽く丈夫で次第に深みを増す金工の魅力は、日々使うアイテムでこそ実感できるはず。
photo_Anna Miyoshi(TRON) styling & food coordination_Kaoru text & edit_Naoko Monzen