女優の広瀬すず(25)が映画「BELIEVE 日本バスケを諦めなかった男たち」(大西雄一監督、6月7日から4週間限定公開)で、ドキュメンタリー映画のナレーションに初挑戦することが25日、分かった。沖縄の歓喜を全国の劇場に届ける。

 昨年8〜9月にフィリピン、日本(沖縄)、インドネシアで開催されたバスケットボールW杯に出場した男子日本代表の激闘を収録。小学生の頃からバスケットボールに親しみ、昨年の中継番組でスペシャルブースターを務めた広瀬は、ナレーションを担当することに「現地で見ていたからこそ、その熱量と感動をもう一度届ける機会をいただけたことは、とてもうれしく思っています」と喜んでいる。

 NBAで日本人最長の6季プレーし、来季からBリーグに移籍する渡辺雄太(29)ら日本代表はW杯過去最高の3勝を挙げ、パリ五輪出場を勝ち取った。「信じる力、諦めなかった姿が心の奥底に届く作品。もう一度、W杯の素晴らしい試合たちをぜひ一人でも多くの方の目に刻んでいただければ」。試合はもちろん、ロッカールームの模様や撮り下ろしのインタビューなど貴重な映像も収録されている。