「第104回スポーツ報知特選試写会」(特別協賛・カメイ、協賛・写光レンタル販売)が4月30日に仙台市の電力ホールで開催された。上映作品は「鬼平犯科帳 血闘」(山下智彦監督、5月10日より全国公開)。

 長谷川平蔵(松本幸四郎)が若かりし頃に世話になった居酒屋の娘・おまさ(中村ゆり)が密偵になりたいと申し出てきた。平蔵はその願いを退けるが、おまさは平蔵が芋酒や『加賀や』の主人と盗賊の二つの顔を持つ鷺原の九平(柄本明)を探していることを知り、独断で探索に乗り出す。九平を探すうちに凶賊・網切の甚五郎(北村有起哉)の企みを知ったおまさは首尾よく網切一味の中へ入り込む。しかし、おまさは絶体絶命の危機に陥る。

 生誕100周年を迎えた池波正太郎の8年ぶりの映像化となった今作に、来場した約600人の観客が魅了された。