テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月〜金曜・午前8時)は17日、ドジャースのグラスノー投手が15日(日本時間16日)までに、ポッドキャスト番組「クリス・ローズ・スポーツ」に出演し、大谷翔平投手の元通訳で、銀行詐欺罪で訴追された水原一平容疑者の賭博問題発覚時の様子を語ったことについて特集した。

 「クリス・ローズ・スポーツ」でグラスノーが語った内容によると、事件が発覚した時から「チームメートらは『私たちみんながついているよ』と。クラブハウスにいるみんなが、すぐにショウヘイはこの件に無関係だと分かっていた感じだった」などと振り返ったようだ。

 また、グラスノーは米国でプレーするスポーツ選手の多くは、自分の銀行口座の管理を信頼する人に任せていると言及。「私が知っているほとんどのアスリートは、銀行口座について何も知らない。たいていの場合、『俺はお前を信用している。君がやってくれ、私は何も見ていない。お金の心配はしたくない』。それが普通だと思う」と話していた。

 これを受け、コメンテーターで元テレビ朝日社員の玉川徹氏は「グラスノー選手のインタビューを聞いていて、メジャーリーグの選手はお金のことに結構、無頓着みたいな話をされていた。今回の大谷さんの一件で、『これはあかんな』って思う選手が増える可能性がある。『そうか、任せ切りじゃだめなんだ、信じている人に』となる思う」とコメント。

 続けて、「日本でも芸能界で昔からすごく身近な人に持ち逃げされたとかいうじゃないですか。だからお金に関してはこの人に絶対信用できるというのはありえない。一緒だと思う。なので、たぶん変わると思う」と見解を示した。これにMCの羽鳥慎一アナが「信頼関係はあったと思いますが、客観的な目で見る第三者が必要だったということですね」と話すと、玉川氏は「お金には魔力がありますから、どんなことでその魔にとらわれるか分からないですからね」と持論を口にしていた。