◆JERA セ・リーグ 広島5―1DeNA(17日・マツダスタジアム)

 DeNAは打今季6度目の2ケタ安打をマークするも打線がつながらず初の4連敗。4位に転落した。

 主将の一発も空砲となった。両軍無得点の2回。先頭の牧が今季第1号となる左翼席へのソロ本塁打を放ち先制。63打席目でのアーチは自己最遅となった。「場面もそうですし、まず先制できてよかった。自分も1本ホームランという形が出たのでよかった」と振り返った。

 しかしチームは、4回には無死二塁、6回には2死満塁のチャンスを作ったが、得点にはつながらず13安打を放ちながらわずか1得点にとどまった。

 先発した浜口も乱調で3回1死一塁から2者連続で四球を与えると、なお2死満塁で小園への押し出し四球で同点にされた。4回4安打4四球で3失点(自責1)。三浦大輔監督(50)は「(3回は)もちろん点の取られ方に良い悪いはないかもしれないけど、防げるところだった。その次の回もバントミス。キャンプでずっとやってきたところ。防げるところしっかり防いでいくしかない」と指摘した。