日本カーリング協会は26日、2025年2月の日本選手権を横浜市の横浜BUNTAIで開催することを発表した。カーリングが首都圏アリーナでの開催されるのは初めて。

 この日は横浜市役所で記者会見が行われ、横浜市の山中竹春市長、アスリート委員長で23年大会優勝のロコ・ソラーレのスキップ・藤沢五月らが登壇。藤沢は「待ち望んでいた国内でのアリーナ開催。心からうれしく思います」と笑顔。山中市長は「素晴らしい大会を開催できることを非常にうれしく思っています。是非多くの方に、生のカーリング大会を楽しんでもらいたい」と話した。

 横浜BUNTAIは4月にリニューアルオープンしたばかり。これまで日本選手権が行われていたカーリング専用施設は約200席しかなく「たくさんの方から『チケットがとれず行けなかった』という声があって、心苦しかった」と藤沢。しかし今回、横浜市の会場は2000席以上を確保。前日に見学し「ここで満席でプレーするのはどれだけ素晴らしいんだろうなと思いました。飲食もできる環境ということなので、皆さんももぐもぐしながら試合を見て、楽しんでもらいたい」と目を輝かせた。