阪神の大竹耕太郎投手が7日、2人の40代左腕からの刺激を受けたことを明かした。8日の広島戦(甲子園)に先発する左腕は甲子園で最終調整。当初は6日が先発予定で雨天中止のためずれる形となったが「特に何もない。とらえ方次第なので、いい方を考えるようにしている」と問題なしと強調した。

 前回登板の4月27日・ヤクルト戦(甲子園)は6回1/3を6安打3失点。今季3勝目を挙げた。中10日の登板だが、対広島戦は昨季7試合に先発し6勝0敗、防御率0・57。昨季12勝の半分を稼いだ得意様だ。

 雨天中止となった6日はソフトバンク・和田の今季初先発、ヤクルト・石川の登板をテレビ観戦。「和田さんが初回から真っすぐで押している姿を見て、自分もちゃんと真っすぐを投げないとと思った。対照的に石川さんは緩い球をうまく使って投げていた。和田さんと石川さんを足して2で割ったくらいが理想。うまくミックスさせたい」と感じとった。今季4勝目へ先輩左腕からの学びも生かすつもりだ。